名古屋商工会議所でIT専門相談でしたが、ペースもだいぶつかめてきました。
今日の(…というより最近の)傾向としてあるのは、SNSを集客手段として使わない方法です。

最も多いのはLINE公式アカウントを「連絡」のツールとして使うパターンです。
LINE公式アカウントを「配信」に使うのでなく、お客さんからの「連絡」を逃さないことに特化して使います。

いろいろな理由がありますが、一人で事業を行っていると電話などには出れれない場合が多々あります。
そんな時にお客様と「お友達」としてつながっておき、そちらに「連絡」をもらいます。

普通のLINE やメッセンジャーでもよい感じがしますが、LINE公式アカウントは「ビジネス」の連絡機能に徹しています。
そのため、普通のLINE やメッセンジャーのような「ワイガヤ」的なグループなどのでの連絡ツールとしては使えません。

しかし、それが不要な情報の拡散や漏洩につながらないことになり、ビジネス視点ではリスク回避になります。
それに、チャットとボットを時間で柔軟に切り替えれたり、タグで送る人を絞り込み連絡などができたりします。

つまりは、メインの機能の「配信」を使わなくてもビジネスの「連絡」のツールとしても秀逸なわけです。
当たり前のことですが、SNSを集客以外の効率化ツールとして使うパターンはいろいろとあります。

Instagramの「DM」、Googleビジネスプロフィールの「質問回答」なども「集客」というより「効率化」に使える機能です。
「SNSは集客」という常識を一旦捨てて、自分のビジネスの助けてくれる効率化ツールと考えると可能性が拡がると感じます。