名古屋市新事業支援センターでのマネージャ業務でした。
ネット戦略、DX推進、アクセス解析、Zoom活用…多様な相談がありましたが、共通するのはビジネスプランの重要性です。

ビジネスに込めた「想い」を実現するためには、自分自身がブレないための設計図、航海図が必要です。
それがビジネスプランです。「想い」だけではビジネスは実現しません。

ビジネスプランを書くときに、資金調達のため、補助金申請が通るために仕方なく書くという人もいます。
しかし、目的によって協調の箇所の違いがあれど、ビジネスプランは自分のために書くものです。

先日ですが、かなり綿密に練ったビジネスプランを持って見えた方がいました。
「凄いですね」と思わず唸ってしまいました。

練りに練ったビジネスプランは「目的の明確化」はもちろんのこと、その「実現のためのプロセス」、それを「測るKPI」が細かく記してありました。
「大変でしたよね」ときくと、「やったことのないビジネスで不安なので…」との答えが返ってきました。

その方は「見えない不安」を払拭するために、具体的なプロセス、様々なリスクを「見える化」していたのでした。
「測るKPI」も明確なので、PDCAを回しながら軌道修正することも可能です。

自分も「見えない不安」を払拭するために、自分自身への「見える化」をよく行っています。
正しく「不安は気分、楽観は意志」という言葉そのもので、「楽観」するために一生懸命「見える化」をしているわけです。

また、ビジネスは自分の「想い」だけでは実現しません。
自分のような小さな個人事業主でも、リスクにはまれば多くの人に迷惑がかかってしまいます(よくはまりますが…)。

「見えない不安」を払拭という自分のために、リスクにはまって多くの人に迷惑をかけないためにも…再度、自分のビジネスプランを見直してみようと思います。