ある企業様でSNS研修をするので、オンラインでその打合せを行いました。
Instagramを中心にLINE公式アカウントやGoogleビジネスプロフィールをうまく使いこなしている企業です。

Instagramが中心ということもあって、Threads(スレッズ)に関心があるとのことでした。
自分も少し使い始めているので、少し使ってみての感想を意見交換を行いました。

Threadsは「TwitterのようなSNS」って紹介されることが多いです。
すでに投稿文字数を始めとする機能などの違いは公式にも紹介されています。

「TwitterのようなSNS」と言えば確かにそうですが、ThreadsはInstgaramありきのSNSです。
もちろん、つながりを見せないようにすることはできますが、完全独立しているTwitterとは異なります。

ただ、自分がThreadsを使って感じたことは「何も新しくない」ということが最大の魅力的な特徴だと思いました。
もちろん、これから機能拡張がされていくと思いますが、今のところそのアナウンスを含めても「何も新しくない」感じがするのです。

「何も新しくない」ことが、SNSに慣れた人にとっての安心感になります。
そこには、まだ「こうあるべきテクニック」「怪しいコンサル」「心を濁す投稿」「くどい広告」がありません。

機能的に「何も新しくない」のですが、SNSに慣れた人たちがSNSに「疲れる要因」がないわけです。
それが他のSNSとの違いで、「なんとなく心地よい」という感覚につながり、自分もそれを感じているのだと思います。

SNSは成熟していくと「ビジネス活用」に寄っていき、「疲れる要因」がニョキニョキと現れていきます。
そうなってしまうまでは、自分も「居心地のよいピュアなSNS」として使ってみようと思っています。

SNSとしては「何も新しくない」けど、SNSに慣れて疲れた人たちに「一旦リセットしてこっち来ない」ってのがとっても新鮮だと思います。
疲れるとやっぱり「リセットしたい」と思いますので…。