2週間ぶりに名古屋商工会議所でのIT専門相談でした。

今回も5人の経営者・起業家の方の相談を受けましたが、生成AIの浸透はいよいよ本格化しています。
ChatGPTの質問、画像生成AIの質問、質問の解決に生成AIが活かせる場面など様々です。

雑談の中で出た話題ですが、「会話AIでコンサルタントは不要になるかも」という話になりました。
自分もとっても同意ですが、不要になるコンサルタントには特徴があると考えています。

その特徴とは「一般論を言うコンサルタント」「結論を言わないコンサルタント」「相手の話を聴かないコンサルタント」です。
会話AI云々は関係なく不要なコンサルタントの特徴だと思いますが…。

まず「一般論を言うコンサルタント」に関してですが、会話AIは「印象として最もキレイな一般論」を出してくれます。
一般論で普通の人が会話AIに勝てるとは思えません。知識量がダンチです。

クライアントは「一般論」は望んでいません。
「一般論」は会話AIが出てくる前からネットに溢れており、それがそのまま使えないことは周知の事実です。

次に「結論を言わないコンサルタント」ですが、そもそも「論理」の「理」がないわけで伝え方として落第です。
しかし、知識を振りかざして結局は結論を言わないコンサルタントも実際にいます。

会話AIは間違っていても結論を言おうと努力をします。
それを鵜呑みにする人に問題があるわけで、人がツールの使い方を間違っているわけです。

最後の「相手の話を聴かないコンサルタント」が不要なのは当たり前すぎです。
会話AIは人の話を聴きます。聴きすぎるほど聴きます。

結果として荒唐無稽の回答になっても、それは「プロンプト」側の問題であることが多いです。
会話AIはコンサルタントにとって諸刃の剣であることを忘れないようにしたいですね。

コロナ以降、ほぼ4年ぶりに現地で行われる研修のため盛岡に移動しました。
盛岡に着いたのが22時、さらに大雨だったので、ホテル近くでラーメンを食べました。