名古屋市新事業支援センターでのマネージャ業務でした。
予約がかなり混んできており、ノンストップで相談対応をしていますが、頭の切り替えがなかなかおいついていかないです…

今回は「Googleアナリティクス4(GA4)」の相談が多かったです。
前のバージョンである「ユニバーサルアナリティクス(UA)」とは、解析の考え方が変わっています。

その結果、指標そのものや、計測の仕方も大きく変わっています。
特に「エンゲージメント率」は大切な指標ですが、今回の相談者のみなさんは軒並みよい数値をたたき出していました。

GA4になってなってお亡くなりになった指標が「直帰率」です。
厳密に言うと、お亡くなりになったの「直帰率」ですがゾンビのように復活しました。

しかし、その復活は前の「直帰率」とは別物になっての復活です。
GA4の直帰率は「1-エンゲージメント率」で算出されます。そのままですが「エンゲージメント率」の逆です。

10秒以上継続したセッションや1件以上のイベントが発生したセッションは「エンゲージメント」があったとカウントされます。
言い換えれば、「エンゲージメント率」はサイトに到着して何らかの関係性を築いた割合です。

以前の「直帰率」はサイトに到着してあれやこれや(クリックやスクロール、動画視聴)しても1ページで帰ったら直帰です。
でも、あれやこれやしてくれたら1ページしか見ていなくても、エンゲージメントは出来ているわけです。

「エンゲージメント率」に注目しながら、どんなイベントがおきたのか、どんな動線なのかを「経路データ探索」などで確認をしています。
まだまだ慣れないGA4ですが、UAよりサイトの状態を知る有益情報を得られるのは確かです。