名古屋商工会議所でのIT相談を一日終えて、N氏とのコラボセミナーの打合せにTAG経営に行きました。
コラボセミナーは毎年行っていますが、事前打ち合わせが結構楽しいです。

そもそも、N氏も自分もセミナーコンテンツは結構あるので、それを組み合わせて共通テーマを設定すれば完了のはずです。
しかし、毎回N氏は「そんな安易なことではいけない」と言います。

そこから、テーマ決めも「楽に決めたい自分」と「みんなを驚かせたいN氏」の主導権争いが始まります。
その結果出てきた案が、想像の斜め上のさらに上をいくような「自分とは全くつながらないテーマ」でした。

想像を超えるテーマ、そしてそれに伴う資料再編成…結構大変です。
そこで、N氏に「この大変さは『誰得』ですか?」問いかけてみました。

「それはめぐって自分に返ってくるので『自分得』です」との神のような回答が返ってきました。
「おお、すげー」って思いました。

確かに安易に進めるより、頭を捻ればそこから新しい何かが生まれることも多いです。
今回も、視点を変えれば伝えるテーマは同じでも「伝え方」が変わります。

ふとTAG経営の壁をみると「N氏語録(名前は伏せます)」なるものが貼ってありました。
それは「確かに!」と思うものばかりで、そこの中にも「安易より工夫を選ぶこと。その工夫が自分を楽にする」的なことが書いてありました。

「さすが」と思いN氏をちょっと尊敬しました。しかし、N氏は「わー、資料作り直しだー」と悲鳴を上げていました。
「あるべき姿」と「素直な感情」は必ずしも一致しないと思いました。

その後、金山で春日井商工会議所の大好きメンバーも合流して飲みました。
この飲み会もずーっと笑っていた気がします。今日も楽しい一日でした。