愛知工業大学の「インターネットのビジネス活用」の講義が今年もスタートして、知らぬ間に12年目に突入です。
3時間(2コマ)の15回なので、結構な長丁場です。

よく、金曜日の4限、5限なんていう地獄の時間帯の講義を受講するなぁ…といつも感心しています。
…と感心なんて言っている場合ではなく、昨年は25名でしたが、今年は倍以上の55名が履修登録をしていました。

演習科目ということもあり、個人成果物、グループ成果物、そしてグループ発表があります。
自分のこだわりで全グループに発表してもらいますが、55名だと1チーム6人でも10チームになります。

1チーム発表3分、講評2分でやってもグループ発表の切り替えも考量すると約1時間かかります。
それでもあえて全グループに発表してもらいました。

…杞憂でした。各グループは深いディスカッションに加えて、「意見のまとめ」を共有ファイルに入れてくれていました。
指示もしていないのに全グループです。

恐らく「時間がなくても全グループ発表したい!」と講師が懇願するので、学生たちが効率的な発表を自ら工夫をしてくれたのです。
「今年も、なんてよい学生たちなんだろ…」と感激しました。

一旦は3~4チームほど指名して発表をしてもらうかと後ろ向きになっていた時もありました。
今年の学生ならこれまでにない大人数の演習科目も乗り切れると思いました。

15回には、様々な仕掛けも考えていますし、頼もしい「起業家」も強力をしてくれます。
これまでにない未体験の人数で、やや気が重かったですが、これならば「いけそうな」気がしていまし、楽しみにもなってきました。