ビジネスカウンセリングでした。
また今週の新入社員研修の疲れがとれておらず、すこしフワッとした気分で話を伺いました。

「SNSを一生懸命頑張ってもなかなか売り上げにつながらない…」って悩みでした。
この悩みの相談は定番中の定番になっています。

ただ、その後に続いた「…でも、SNSって楽しいんですよね」って言葉に引き寄せられました。
同じ価値観の人や実は身近な人とつながったり、新しい刺激をもらったり…が楽しいとのことでした。

「それってSNSの一番正しい使い方ですよね」と伝えたら、「?…」って顔をされました。
SNSはビジネスに活用して売上を上げるものである…と思い込まれていたようです。

SNSは「ソーシャルネットワーキングサービス」の意味で、人と人をつなげるサービスです。
そこには「ビジネス活用」なんて概念はなかったわけです。「人をつなげる」からビジネスにも役立つことがあるのです。

ただ、Instagram、Facebook、X、TikTokなど様々なSNSが登場して、SNS自体が競争になっています。
そのため、各SNSは自サービスを選んでもらうために分かりやすい「ビジネス活用」の機能を組み込んでいるだけのことです。

各SNSは本来の人と人をつなげるサービスに原点回帰しつつあります。
人と人をつなげる使い方をしているアカウントの評価を高めているわけです。

そう考えると「人とつながれて楽しい」って想いは、SNSの使い方として大正解です。
目に¥マークを浮かべてSNSを使うのは、どこか歪なコンテンツの発信になっていってしまいますね。

そもそもビジネスって「人とつながり信頼関係を築く」ことが基本中の基本です。
その「人とつながり信頼関係を築く」SNSは、リアルな世界の写し鏡でなので人生を豊かにする使い方がよいですね。

SNSだけの虚像はなんの意味も持たなくなってきており、むしろ弊害です。
最近はSNS黎明期にあったようなSNSでつながった人とリアルでも仲良くることが増えて嬉しいです。