午前中に「ITトレンド」研修、午後から別所で研修の打合せ、夜は施策研究会でM&Aの勉強でした。
気温がバグっているほど暑いので体調に気を付けたいです。
「ITトレンド」研修では、毎回話すタイミングによって伝えるテーマが変わります。
なぜかというと、「ITトレンド」は何か固有のモノを指すわけではないからです。
また、多くの方が「ITトレンド」と聞くと「最新のIT」を思い浮かべるかもしれませんが、実はあまり関係ありません。
トレンドとは「流れ」のことです。
「最新のIT」でも「ITトレンド」でないものが多いです。
一方で、「枯れたIT」でも「ITトレンド」としての存在感を示すものがあり、その差は「ニーズ」の存在と「期待感」の違いと考えています。
どれだけ最新のITであっても、「ニーズ」や「期待感」がなければ「ITトレンド」にはなりません。
逆に言えば、「ニーズ」と「期待感」があれば、枯れた技術でも「ITトレンド」になり得るということです。
「ITトレンド」を見極める際には、「ニーズ」と「期待感」の大きさを未来に向かう流れで読み取る目が大切になります。
そういう意味で、「生成AI」は確実に「ITトレンド」だと感じています。
しかし、他の「ITトレンド」と同じく、単なるツールに過ぎません。生成したものをどう使うかが重要です。
「生成AI」を使っているだけでは、何も変わりません。もしかすると退化する場合もあります。
また、M&A勉強会では、普段あまり対応することがないテーマについて学ぶことができました。
特に印象的だったのは、講師の方が「売り手の納得」という言葉を何度も強調されていたことです。
経済的合理性に加えて、感情への寄り添いが大切だということを改めて感じました。
これは、ITトレンドの活用においても同じことが言えると感じました。
技術の導入や活用においても、数字や効率だけでなく、人の気持ちや納得感を大切にしていきたいです。
「ITトレンド」を追いかける際も、そこに関わる人々の「ニーズ」と「期待感」を見極めることが、大切だと感じます。




