午前中に次年度の研修の見直し、午後から生成AIセミナー資料のアップデートを行っていました。
生成AIで最近増えてきている相談に「検索AIはSEOに影響があるの?」があります。

これは影響があって然るべきで、それより「どんな影響?」「どう対策する?」に議論が進んでいます。
ただ、自分としては「検索AIだからといって特にアタフタする必要はない」と考えています。

特に対策(テクニック、方法論)の議論は意味がないと思います。
なぜなら、対策は相手(例えばGoogle)を想定した上でのテクニックです。

その相手がGoogleから検索AIになったところで「すべきこと」は変わらないはずです。
「すべきこと」は自分の「選ばれる理由」を追求しコンテンツに反映させることです。

すべきことはいろいろとあります。
「構造的なコンテンツ配信」「Go/Buyクエリ重視」「マルチモーダル対応」「コミュニティ重視」などが考えられますが、「検索意図の理解」や「コンテンツ品質」の大切さは変わらないです。

SEOもAI対応もテクニックや方法論に陥った時点で、相手(例えばGoogle)のペースに翻弄されます。
それにGoogle自体がSEOで「私たちはサイトを見ていません。サイトを見ている人を観ています(意訳)」と言っています。

サイトにテクニックを施してもあまり意味はないですよ。むしろサイトを観ている人たちを喜ばせてあげてください…って意味だと思ってます。
自分はこの考えが本質だと思っています。

短いスパンでかわるアルゴリズムに翻弄されず、自分の「選ばれる理由」を見つけ発信する本質の追求が大切です。
変化の時にこれまでの常識のボロが出て、本質に近づけると思っています。

SEOも安易なテクニックという常識のボロが出て、自分の「選ばれる理由」を追求する本質にいけるとよいなぁって思います。
生成AIの台頭は、これまでの常識の是非を見直しさせてくれるキッカケかもしれないです。