午前中にあま市商工会での専門派遣、午後からはあま創業塾でのSNS・IT活用セミナーでした。
熱さでへばりながらも、1日を通して充実した時間を過ごしました。

どちらも集客がテーマですが、改めてペルソナ設定からカスタマージャーニーマップ、SNSコンテンツへの展開という一連の流れはよく使います。

相談で感じたのは、ペルソナ設定における「ずれ」の怖さです。
どのような人のどんな悩みを解決するのかという基本が「ずれ」ていると、生成AIの出すその後の施策が全く違う方向に向かってしまいます。

ここで改めて大切だと感じたことは、曖昧さを残さないということです。
「30代の主婦」では不十分で「30代で子育てをしながら在宅ワークを始めたいと考えているが、ITスキルに不安を感じている主婦」といったレベルまで具体化する必要があります。

ペルソナの設定なので当たり前の話です。
これは生成AIの前からの常識ですが、一気に生成をしてくれるようになり、少しの「ズレ」がより巨大なズレとなってしまいます。

ペルソナが明確になったら、次はカスタマージャーニーマップへの落とし込みです。
さらに今回は、カスタマージャーニーマップを基にした各フェーズのネット戦略まで落とし込みができました。

認知段階では何を、検討段階では何を、購入決定段階では何を提供するのか。
こうした戦略と具体的な行動計画が明確になると、相談の品質が格段に向上すると実感しています。

セミナーでは時間の関係で、ここまで落し込めなったのがやや後悔です…

また、相談でSNSだけでなくMeta広告の活用についても触れることができました。
meta広告の理解だけでなく、実際の設定や運用に落とし込む際に生成AIを活用すると、費用対効果の仮説を詳細に立ててくることを伝えました。

これにより、どのような予算配分で進めればよいか、戦略の方向性が見えやすくなります。
専門派遣で2.5時間、セミナーで3時間と、前日の疲労も重なって途中で頭がフラフラとしてしまい、前より体力の衰えを感じます。

ただ、午前中は甚目寺、午後は七宝焼アートビレッジという癒される風景を見ることができました。
体力が落ちた分、こうした工夫を取り入れながら、今後も頑張っていきたいと思います。