富山でのDX研修を通じて研修設計の難しさを実感しています。
4つの既存セミナーを組み合わせた研修でしたが、個々の内容はよいですが「つなぎ」で躓きました。

特に「なぜそれが必要か」の説明を飛ばしてしまうと、いきなり方法論を話しても理解してもらえないです。
当たり前ですが、研修設計の奥深さを改めて実感しました。

既存コンテンツ組み合わせで起きる落とし穴

富山での2日間の研修を終えて、改めて研修設計の奥深さを実感しています。
富山2日目は、「社内におけるDX推進実践演習」研修でした。

今回の研修は普段自分が行っている4つのセミナーを組み合わせた構成になっています。
それは「DXの基本」「IT投資対効果」「業務フロー作成」そして「生成AI」の4つです。

個別の内容については、それぞれ何回も実施しており内容はある程度成熟していると自負していました。
しかし、今回痛感したのは個々の「つなぎ」の部分の難しさです。

IT投資対効果の話の中には「数値を一人歩きさせない」というテーマがあります。
この部分の説明がスムーズにいかず、受講者には分かりにくい話になってしまったと感じました。

原因を振り返ってみると、普段のセミナーで話す「数字の必要性」が入っていなかったことです。
そこが欠けていたため、いきなり「数字の作り方」の話に入ってしまい、つながりが悪くなってしまいました。

研修中に不足部分の説明を加えて対応しました。
しかし、やはり既存のセミナーを組み合わせて一つの研修にする際の検証が甘かったと反省しています。

一つ一つの内容が完成しているつもりだったからこそ、逆に融通が効かなかったのかもしれません。
これは、アラカルトで美味しい料理があっても、コースとして一体化する際には、また別の工夫が必要であると同じです。

個別としてよくても、全体としてのストーリーや流れを意識した設計が重要だと改めて学びました。
それでも、内容的には参加者の皆さんの反応が良く、一定の成果は得られたと感じています。

富山での2日間は研修以外でも充実していました。
美味しい食事を楽しみ、素敵な景色も眺めることができました。来年の富山研修も今から楽しみです。