午前中が長久手商工会議所での専門家派遣、午後からは春日井商工会議所でのIT専門相談でした。
相談者はいずれも熱心な方達で、私もつい「こんなこともできます」と次々に説明してしまいます。
相談内容として急に増えてきているのが、Googleの最新画像生成AIであるNanoBananaを使った画像生成支援です。
Googleの画像生成AIは以前からそのリアルなクオリティには定評がありました。
しかし、NanoBananaになってから画像を編集する力が格段に向上しました。
実際のビジネスシーンでは、ゼロから画像を生成するよりも、既存の画像を修正したいという場面の方が圧倒的に多いです。
今回の相談に見えた方も、まさにそのようなケースでした。
サービスを提供している写真や、店舗での様子、お客様との接客シーンなど、様々な写真を活用したいものの、なかなか思い通りの写真が撮れないことは多いです。
ところが、NanoBananaを使うと、かなりのクオリティでリアルな修正が可能になります。
具体的には、すでに撮影した写真の背景を現在の店舗写真に置き換えたり、サービス提供時のお客様の服装や表情を自然に変更したりできます。
「本当はこういうイメージが欲しかった」というものがあれば、かなりの確率で再現してくれるのです。
特に驚くのは、人物の一貫性を保つレベルの高さで、連続するサービスの説明にはモデルの一貫性が大切で期待に応えてくれます。
これはSNSやホームページで写真を公開する際には、非常に大きな武器になります。
NanoBananaで修正した写真を、現在は有料プランしか出来なくなっていますがGeminiのVeo3で動画化できます。
こちらも自分の写真を基準にして動画を作成すれば、その写真が既定となることで連続性をある程度担保できます。
同じキャラクターや人物の顔形を保持しながら、連続性のある動画を作成することで、コンテンツ制作の幅が大きく広がります。




