前日の通夜に続いておばさんの告別式でした。
おばさんの旦那さんであるおじさん(母さんの弟)は、自分のこれまでの人生に大きな影響を与えてくれた人です。
たとえば、自分が今コンピューターの仕事をしているのは、このおじさんのおかげです。
中学生の頃、おじさんの家で初めてパソコンに触れました。最初はゲームで遊んでいただけでした。
ただ、そのゲームがN-BASICという言語で作れるということを知り、そこから夢中になっていきました。
結局、その熱中が今の仕事にまでつながっています。
また、中国の歴史に興味を持ったのも、おじさんの家にあった本がきっかけでした。
振り返ってみると、自分の人生のいたるところで、おじさんが「きっかけ」をくれていたのだと改めて感じます。
おじさん夫婦は子供がいなくて、友達のように仲の良いご夫婦でした。自分たちも同じで、余計にその姿が重なります。
おばさんを亡くして落ち込んでいるおじさんを見ると、これは未来の自分の姿と思って心が痛くなりました。
ただ同時に、それだけ仲の良い相手を見つけることができたのは、とても幸せなことだとも思いました。
悲しみの深さは、それだけ一緒に過ごした時間の豊かさの裏返しなのだと思います。
今日の告別式で、自分にはおじさんのサポートという役割がありました。
ですがもうひとつ、大事な役割がありました。それは、おじさんとおばさんの間をとりもってきたカバのぬいぐるみ「ぴいちゃん」のお守りです。
「ぴいちゃん」は、お通夜から告別式も棺の上でおばさんを見守っていました。
ただ、そのままにしておくと棺の中に入れられて、おばさんと一緒に火葬されてしまいそうだったので、途中で救出して自分が連れていました。
なぜなら、「ぴいちゃん」にはこれからも大事な仕事が残っているからです。
それは、これからのおじさんを見守ることです。
おばさんの代わりに、「ぴいちゃん」がおじさんのそばにいてくれる。
そう思うと、小さくて長年の頑張りで結構小汚くなっているぬいぐるみがとても頼もしく見えました。




