「良かれ」と思ったことが逆効果…、もしくは誤解を招く…ということはよくあります。
悲しい話ですが、世の中そんなに完全に意思疎通できるものではないと思います。

ちょっとした誤解、ちょっとした言葉不足、ちょっとした言い間違いが、大きなトラブルになることは多々あります。

その時に「相手のせいにしない」気持ちの訓練が大切だと思います。

自分は弱いところがあり、トラブルがあると保身の気持ちが出てきます。
「自分は悪くない」と思い込みたいのです。

ただ、相手の理解不足、相手の聞き洩らし、相手の認識違い…というのは簡単です。

相手の理解不足を無くすために自分は何ができたのか…
相手の聞き洩らしを無くす確認を自分はしたのだろうか…
相手の認識違いがなくなるまで自分は説明をつくしたであろうか…

自分ができたであろうことまで考えることをせず(反省せず)、相手のせいにしていては自分の成長はありません。

「自分は悪くない」という気持ちが湧いてきたとしても、自分の不十分さを探してみることが自分の精神安定上にはよさそうです。
なぜなら「自分の悪いところを直す」という自分でできる行動が、まずはとれるからです。

また、相手のせいにすることを前提とする人と付き合っていくのは疲れるので、その見極めにもなるかもしれないですね。