四日市の企業で「提案型営業手法」の2日目でした。
…とは言っても、前回が5/29だったので1ヶ月ぶりの2回目です。

研修前にちょっとリフレッシュしてから向かいました。

前回は「提案型営業手法」の流れと各所のポイントを伝え、それに伴うIT知識として「DX」の話をしました。
資料を全く使わず、約1時間ホワイトボードで「DX」について語ったのを思い出しました。

今回は「提案型営業手法」の具体的なプロセスを伝えたのですが、予想以上で脱線しまくりでした。

例えば「提案のキッカケをつかむ」話では、「気づきを忘れない」としてEvernoteの話に脱線(約30分)しました。
そして「現場改善型提案」の話では、業務フローの書き方とメリットの話に脱線(約20分)しました。
さらに「提案アイデアの発想」の話では、GoogleJamBordでみんなの意見を出してもらう演習に切り替えて脱線(約30分)しました。

挙げ句の果てはに「IT質問コーナー」として、iPadの活用の話(約30分)、5年後のITとしてDXの話(約30分)です。
全部で6時間の研修で、テキストにないことを「2時間半」話していたことになります。
これまで、最強の脱線具合です。

でも、テキストに書いてることを延々と語るのに比べれば、面白かったのじゃないかなぁって思います。
それに「提案型営業手法」では「相手への良質な手土産(情報)」が大切なので、役立ててくれると思います。

5年後のITとしてDXの話は、また力が入りました(この話は大学の講義で話そうと思います)。

社会・産業のデジタル化として「ビジネストランスフォーメーション」。
これはビジネスに直結する業種・事業特化型のITです。
顧客との関係のデジタル化として「カスタマーエンゲージメント」。
これはマーケティングとITの融合です。
組織運営・働き方のデジタル化として「フューチャーオブワーク」。
これは将来の働き方を ITで切り開くことです。
デジタル化に対応したビジネス創造として「デジタルエコノミー」。
これはデジタルを活用したビジネスモデルの創出です。

こういう切り口が世間一般で言われるDXだと思います。
ただ、世の中全体がこのようなDXを体験するには、まずは個々のデジタイゼーション(情報のデジタル化)、デジタライゼーション(情報の流れのデジタル化)が必要だと思います。

しゃべりたい放題で申し訳ないですが、楽しい1日でした。

お昼ご飯は、また豪華なお弁当をいただきました。
いつもご馳走様です。