愛工大での「インターネットのビジネス活用」の講義も9回目で、中間演習まで終わりました。
ネット活用はここで終わり、これからはセキュリティ、クラウド、スマホ関連の講義になります。

今回の中間演習では、チョット難しいかなぁって思いながらも、実際のお客さんのビジネスを与件にカスタマージャーニーマップを考えてもらいました。
自分が補完するつもりで出した演習課題でしたが、想像の上をいく出来栄えに驚きました。

自分が伝えたのは基本中の基本だけです。
しかし、出てきた成果物物は、すべてのチームがユーザ(ペルソナ)の行動や思考をその立場で深堀したマップでした。

最初、「この演習は難しいし、時間的にも厳しい」と迷ったのは、あくまでも自分の感覚ですね。
自分のモノサシで測ってしまい、大切な機会を失ってしまうところでした。

今回のことだけではなりませんが、自分はついつい自分のモノサシで測ってしまう癖があります。
自分のモノサシで測ってしまうと、自分とは違う意見や考えを排除してしてしまうことがあります。

自分とは違う意見や考え は、別の人間なのだからあって当然だし、無ければ世の中は多様性を失い、進歩が止まってしまいます。
「自分と違う」意見は、「自分を補完する」意見だと考えると、周りの人達は大切なことを押しててくれる先生ばかりになりますね。