日曜中(月曜朝)が納期の仕事が溜まっており、ちょっと焦っている状態です。
夏休みの宿題をサボった8月31日の夕方って感じです。

その状況ですが、午前中はZoomで関与先の「情報化推進会議」に参加をし、午後からはウィルあいちでの「診断士理論更新研修」に行ってきました。

理論更新研修は、診断士が資格を更新するために毎年受講する研修です。
思わぬ「原点」に立ち戻ることができる研修でもあります。
産業カウンセラーの更新研修でも同じようなことを書いていましたね(^▽^)

毎年、3テーマを学びますが、その中に「中小企業の原価管理」がありました。
自分的には一番「原点」に戻れるテーマです。

自分の最初の顧問先でのテーマが「製造業の原価管理システムの導入支援」でした。
診断士試験や簿記検定2級の試験で取得するいわゆる「試験対策知識」を「現場対応知識」に落とし込むことの難しさに直面したのを思い出しました。

原価管理システムの導入もSE時代に実務でやったことがありますが、診断士の勉強をした後なので「いかにコンピュータ寄りのことしか考えていなかった」ことも、反省していた時期でもありました。

「中小企業の原価管理」の話を聴きながら、本当に大切なテーマだなぁって独立当時を振り返って思っていました。

その想いと、もう一つ浮かんできた思いがあります。
「システム構築の見積もり」の難しさです。
自分もコンサルで絡むことの多いテーマですが、労働集約的な「システム構築の見積もり」は「不確実要素の塊」です。

製造業の見積もりは、「システム構築の見積もり」に比べれば、その根拠となる実績データが取りやすいし、数値の分解もしやすいです(その気になればですが…)。

「システム構築の見積もり」で、いつも悩ましい予備費(リスク対応費)は製造業ではどう扱うのだろう?っ頭を捻りながら考えていました。
ただ、ここは「価格交渉」っていうテーマで、基本同じアプローチでした。

お金が絡む「見積もり」は、やっぱりどの業務も同じく悩みどころなのでしょうね。

シャープに追い詰められながらも、お昼に入った「ニュータンメン」で、友人がふと近くにいたり(店を出る直前まで気づかなかった…)、研修で前の席に中産連で昨年受講してくれた人がいたりで、なんか「いい感じ」です。
夏休みの宿題をサボった8月31日の夕方って感じはありますが、久々の人に会えたり、「原点」に戻れたりで、ちょっと嬉しい日でした。