午前中は日進市商工会さんからの事業者さんへの専門家派遣、午後は名古屋商工会議所でIT専門相談でした。

日進市商工会の専門家派遣は、メチャ楽しかったです。
オンライン研修で「伝える」ための、いろいろなテクニック、機材、ソフトをデモをしながら紹介しました。

自分が日頃やっていることなので、ほとんど趣味の領域です。
事業者さんもとても熱心で、2時間半をみっちり楽しんできました。

備忘録でメモしておきます。
…っていうか、事業者さんがメモをしてくれるので自分は夢中でデモを楽しんでいました。

オンライン研修で「伝える」為には、いろいろと工夫していることがあります。

ひとつは「資料」の伝え方。
ひとつは「映像」の伝え方。
ひとつは「グループワーク」の進め方です。

今回は「グループワーク」の進め方は、事業者さんのテーマとしてはなかったので、「資料」の伝え方と「映像」の伝え方がテーマになりました。

まず、「資料」の伝え方としては、画面共有からの「付加情報」の伝え方がテーマになります。
通常の対面研修だと、自分は相変わらずプロジェクタで表示されているPowerPointへの「指し棒」が欠かせません。
レーザーポインタは、主張が小さいのでどうも苦手です…。

その「指し棒」がオンライン研修では映らないので、ペンでスライドに書き込みます。
資料のどこを話しているのかが一目でわかるのは、対面でもオンラインでも受講者に安心してもらえます。

また、「付加情報」としては、ホワイトボードの板書も大事です。
Zoomのホワイトボードを使ってもよいのですが、自分はiPadの画面をPC上にミラーリングし、書きなれたペンでの板書を届けています。
この方法だと、画面の切り替えが不要で楽です。

次の「映像」の伝え方は、複数のカメラの切り替え、もしくは同時表示になります。
受講者全体の雰囲気、ワークのリアルタイム共有、スマホなどの手元操作、スマホの画面そのもの(これはミラーリングでOK)いろいろと切り替え、もしくは同時表示したいものがあります。
その切り替えや同時表示を、ハードウェアもしくはソフトウェアで行います。

こんなことをデモを交えながら、事業者さんと一緒にやっていると、楽しくてあっという間に時間がすぎていきますね。
今回の専門家派遣のように、オンライン研修のやり方を一緒にデモをしながら確認するのは本当に楽しいし、応援したいです。

オンライン研修に関しては、コロナ以降もニーズが高まると考えています。

コロナでオンライン研修を体感した人は多いです。
その結果、オンライン研修に価値を見出した方がたくさんみえます。
そして、配信する側も受講する側も、知らず知らずのうちにスキルが上がっています。

オンライン研修は「成果が出ないから嫌」と「手軽に受講できるのでよい」に、二極化している感じです。
これからは、対面研修、オンライン研修を選べるようになっていくと思います。

…なので「対面研修がよいか? オンライン研修がよいか?」などの議論は不毛すぎます。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、全く別物のコンテンツ(ターゲットが別)と考えた方がよいですね。

午後からの名古屋商工会議所でIT専門相談は、例によってITとは関係ない相談が続きました。
スタートはITなんですけど、いつのまにか違う相談になっていくのです(;^_^A。
それが楽しいのですが。

ちなみに、お昼は「おにぎり2個、ななから2個のニコニコセット」です。
「ななから2個」が幸せ感を演出してくれます。