「宿澤さんが、やり遂げたい目標とって何ですか?」って、コンサル場面でよく聞かれます。
「うーん、特にないですね」って正直に答えると、なんか「ガッカリ」って顔をさせてしまう感じです。

「きっと立派な目標を持っているに違いない」とに対して、「特にないですね」なので申し訳ない気持ちです。
モチベーションとは「ある目標に向かって行動に駆りたてるような心の動き(心の力)」で「動機付け」のことです。

…なのに「目標がないって、どういうこと?」なのだと思います。
多くは「目標がなくて、よく毎日頑張れますね?」という質問が続きます。

自分の「特にないですね」は、雑な回答なのだと思います。
目標が特にないわけではなく、例えば、支援がうまくできて喜んでもらえた日はとてもよい気持ちになり、また頑張ろうという気持ちになります。

自分は「大きな目標」が明確あるわけではないです。
…でも「毎日の仕事に自己満足ができて、それでお客さんが喜んでくれたらもっと嬉しい」さらに「それを継続したい」という「小さな目標」は確実に存在します。

IT系コンサルは結果が比較的わかりやすいので、お客さんが喜んでもらえたかはその場でわかることも多いです。
もしかしたら、単なる自己満足かもしれません。

でも、自分が「喜んでもらえた」と思える「自己満足」も大切だと思っています。
自分が「喜んでもらえた」と感じられていないのに、お客さんが満足していることはまずないからです。

話を戻しますが、自分に「目標がない」わけではなく、やり遂げたいといった「大きな目標」がないだけです。
毎日を自分が満足するよう(自分の行動に悔いがないよう)に継続していく「小さな目標」は存在します。

自分の目標は「小さな目標」かもしれません。
ただ、それで、誰かの「大きな目標」を実現することの支援が出来れば頑張り続けられます。

「自己満足からの誰かの喜ぶ顔を見る」という「小さな目標」を「継続」することが、自分の生き甲斐なのでしょうね。
ただ「小さな目標」を「継続」して積み重ねることは意外と大変なんですよね。

それに、到達点がないだけに、「小さな目標」を「継続」し続けることで、「大きな成果」につながることも可能性としてはあります。
実際は「小さな目標」が達成できずに落ち込む(たそがれる)日の方が多いですが…。