盛岡における「システム開発におけるレビュー技法」の1日目でした。
レビュー技法では大切なポイントが3つあります。「視点」と「技法」と「意識」です。
「視点」と「技法」はレビュー技法の書籍にもよく書いてあります。
ただ「意識」に関しては自分に体験に基づいた内容です。
人が集まり成果物の欠陥や漏れを指摘し合うレビューは単なるテクニックではありません。
そこに心理的安全性の場をつくり、安心して指摘ができることが大切です。
今回の参加メンバーは「優しい人」が集まりました。
その人たちのレビューへの取り組みは技法的には外れていることもあるかもしれません。
しかし、心理的安全を理解してしっかりと創れる人たちでした。
その人たちのレビューの成功体験は聴いていてほっこりするものでした。
時には技法というテクニックに陥りすぎず、相手を思いやる気持ちが大きな成果を生むことを改めて感じました。
研修なのですが受講者との会話で癒されました。
1日目が終わって最後にレビューにおけるClaudeの活用方法の質問を受けました。
ちょっと資料を整備してプレゼントしたいと思いました。
「優しい人」であることが常によいわけではなく、時には「厳しい人」であることが大切だと思います。
ただ、今回集まった「優しい人」達に自分の出来ることを精一杯渡したいと思うのも事実です。
「自分さえよければよい」という人たちには、絶対にわかない感情です。
最近、SNSで「くれくれメッセージ」が多く届いて少々ウンザリだったので(汗)、心が洗われました。




