東京のIT企業様へ「ロジカルシンキング」研修の配信をしました。
前日の移動直前に対面研修がリモート研修に切り替わりました。
コロナ感染拡大もありますが、直接の理由は「大雪予想」でした。

既にホテルに往復便で荷物を送っていました。
それは、そのまま送り返してもらうだけですが、その中に大切な「書き込みされたテキスト」がありました。

そのため、今回の研修は「書き込みされたテキスト」無しで、記憶と知識のみでのチャレンジとなりました。
記憶を辿って、伝えるべきポイントに漏れがないかを何回も思い出しました。
思い出している時は「大丈夫かなぁ」というのが正直な気持ちです。

しかし、実際に本番が始まると、記憶と知識は「刻み込まれているもの」と認識しました。
むしろ、過去の書き込みがないので、今のタイミングで伝えたいことを話せたので反応が良かった気がしました。

自分は、もしかしたら「書き込みされたテキスト」の内容が大切という固定概念に捉われていたかもしれません。
比較的いつも受講者の反応がよい研修なので、自分の積み上げてきた(書き込みされた)ノウハウが評価されていると捉われていました。

実際には違うのかもしれないですね。

変化が苦手なので、上手くいっている間は「前例踏襲」につい傾いてしまいます。
しかし「前例踏襲」の危険性や「成功体験」が邪魔をするパターンは、コンサルの場面で実際に多く体験しています。

なぜか、自分に対しては客観的にみられずに大事なことの判断が鈍っていることが多いです。
自分の中で「前例踏襲」や「成功体験」による固定概念に捉われていないか「問いかけてみる」ことが必要だと感じました。

人に言うだけではなく、自分のビジネスに対しての「トリプルシンキング」が改めて必要です。

余談ですが、直前のホテルキャンセルは通常はキャンセル料が100%かかります。
しかし、今回は「大雪予想」でのキャンセルでしたのでキャンセル料はかかりませんでした。
ホテルの良心を感じ、今後も必ずそのホテルを使おうと思いました。

東京も夜の散歩をすると癒される場所がたくさんあるので、行きたかったです。
ただ、今回はさすがに研修先様の配慮に感謝して、自重ですね。
自分は、すぐに滑って転ぶので…。