午前中はINPITでの支援、午後はZoomでの打合せ&事務処理、夜はそのままZoomでの弥富市商工会セミナーでした。

弥富市商工会セミナーもSNS活用がテーマですが、ネット集客(ネット検索やSNS活用)の相談は相変わらず多いです。
その中で、最近気になっていたことで「検索と発見」というものがあります。

Googleなどは、見つけてもらう際に「検索」という言葉を使います。
ブログ検索、動画検索、地図検索…いろいろな検索があります。

一方で、SNS関係は、見つけてもらう際に「発見」という言葉をよく使います。
代表的なものはInstagramの「発見タブ(虫メガネのアイコンのやつ)」です。

ネット集客においてはどちらも「見つけてもらう」ことになるので、「検索と発見」の違いなどは、あまり気にしていなかったです。

ちなみに辞書で調べると「検索」は「必要な情報をさがし出すこと」で、「発見」は「物事を見いだすこと」だそうです。
これで、なんとなく違いが分かってきました。

ネットで「検索」するのは、欲しい情報があって能動的に「見つける」ときに使う感じです。
一方のSNSはなんとなく情報が流れている「場」があって、そこから関心事や仲間のしていることを「発見」しています。
能動的に「見つける」というより、受動的に「なんとなく目に入ってくる」って感じです。

自分も無意識ですが、SNSで「なんとなく目に入ってくる」ものを「発見」しながら記憶して、自分が必要となった時にGoogleなどで「検索」をしていることに気付きました。

最近は「タグって、ググる」って言われていますが、まさしく「物事を発見して、詳しく知るために検索する」という状況ですね。
それぞれの役割が異なる「検索と発見」を上手く組み合わせいきたいものです。

話は変わりますが、Google検索では「アナリティクス」、SNSでは「インサイト」という言葉がよく使われます。
アナリティクスは「解析」「分析」で、「インサイト」は「洞察」「物事を見抜く力」などを意味するそうです。

これも「検索」のように能動的に動く人の動きを「解析」するのと、「SNS」のように、なんとなく動いている人の動きを「洞察」するということにつながる感じがしました。

ちょっと、モヤモヤしていたことが整理できました。