相談を受けていて「自分で仕事を抱え込んでしまうのです…」という悩みは多いです。
今日もその相談がありましたが、これは他人事ではありません。

自分の中でいろいろと直したいと多いですが、「自分で仕事を抱え込んでしまう」は最も何とかしたい悪いところの一つです。

以前は「人に説明して頼むより、自分でやった方が早い」と本気で思っていた時期がありました。
単なる自惚れで、そんな的違いな自信が、自分で能力以上を抱え込んでしまい、やがて「チュドーン」ってうつ病になりました。

今は、頭の中では「自分でやっていては、いつまでたっても忙しいまま…またうつ病になる」と腹に落ちています。
ただ、ここまで分かっていていながらも、また自分でやろうとして「抱え込んでしまう」ことが未だにあります。

「なぜだろう…?」と考えてみました。
考えた結果、お恥ずかしながら頼む相手を本気で信用していない証なのかもしれない…と思ってしまいました。

だれかに頼むのは「相手に申し訳ない」と「相手の都合」を考えてのことだと信じていました。
ただ「相手を信用していない」という理由で、自分で仕事を抱え込んでいたらそれは「自分の都合」でもっと失礼ですね。

現に自分の周りには「頼んだら笑顔で助けてくれる人」「自分よりずっと良い仕事をしてくれる人」がたくさんいます。
みな信頼できる人達で、こういう人たちを信用せずに自分で仕事を抱え込んでいたら、「自分って最低」と思ってしまいました。

こういう人達に助けてもらっていることを忘れないようにしたいです。
最近、いろんな人に助けてもらう機会がとても多いです(助けの言葉をかけてもらったり、実際手伝ってもらったり…)。

自分の未熟さを痛感しながらも、助けてもらえた時の暖かさも痛感しています。
もう年齢的にもガムシャラに動くのは間違っていますし、人に助けてくださいって言えることが大切です(前よりは随分と言えるようになりましたが…)

最初の「自分で抱え込んでしまうのです…」という方は、どちらかというと「組織」の課題が大きいので「計画的な引継ぎ」の支援をしようと思います。
自分の場合は、自分を助けてくれる信頼できる人たちに、もっと甘えて「自分でやらねば」という思い込みを消し去りたいと思います。

そんなことをモヤモヤと考えていたら、スッキリしたくて仕事の帰りに「3mm刈り」にしてきました。