午前中は春日井商工会議所の伴走支援、夕方からは東浦町商工会・大府商工会議所共催の「あきんど塾」セミナーでした。
「あきんど塾」セミナーは、昨年に関して2年連続で声かけをいただきました。

名古屋商工会議所、東浦町商工会、知立市商工会、常滑商工会議所、大府商工会議所…など入り浸っている商工会・商工会議所が増えてきています。
地域貢献的要素の強い商工会・商工会議所の仕事は「やりがい」を感じます。

「あきんど塾」セミナーに関しては、反省の10分オーバーでしたが、お詫びしながらポイントだけはお伝えさせていただきました。
ただ、受講者の反応を見させていただくと、むしろ喜んでもらえたようでやり切った感があります。

セミナーは18:30からのスタートでしたが、東浦町に到着したのが16:30です。
2時間も前に到着したので、ちょうどよいチャンスと東浦町商工会の近場を回りました。

於大公園、乾坤院、このはな館などのメジャーな場所を巡りました。
ただ、地図を見ていたら「あれ? 東浦って衣浦港につなががる境川河口に近いんだぁ」って思いました。

そのまま、車を境川河口に向かって走らせました。
境川河口には堤防があってたどり着けませんでしたが、その手前の「水田」の緑が強烈に鮮やかでした。

のどかで平和な懐かしい感覚の「原風景」にずっと浸っていたいと思いました。
場所は違えど、子供の頃によく眺めた覚えのある風景です。

しなやかさと、力強さを兼ね備えた力強い「水田」の緑がこれでもかって目に飛び込んできます。

「水田」にはられた水もさりげなく自己主張をしています。
そして「水田」で休んでいる「白鷺」に「慌てちゃいけないよ」って窘められた気分です。
結構な数の「白鷺」が「水田」で休んだり、しかもゆっくり移動したり、飛び立ったりしていました。

「あきんど塾」セミナーに東浦に行ったのですが、その「原風景」にすっかり癒されました。
観光案内に載っている場所以外でも、地元ならではの「ホッとする風景」を見つけられたときは贅沢な気分になります。

最近は、商工会・商工会議所の仕事で初めての土地に行くことも多いです。
心に余裕を持って、その土地ならではの「風景」を自分で見つけて味わいたいですね。

余裕がない追い詰められた状態が続いています。
しかし、仕事で知らない土地に行けて、その「風景」を自分で見つける機会があるのは、幸せな状況なのだと思います。