午前はビジネスカウンセリングで、午後からは11月に行われる新規研修(ちょっと焦ってる)の資料作成をしていました。

ビジネスカウンセリングの多くは、必然的に人生相談のようになっていきます。
自分自身の「あるべき姿」を模索している方たちが多いのだと思います。

現に自分も相談相手には偉そうに「あーだ、こーだ」と言ってるのに、自分の「人生の目標」はいまだ定まっていません。
ただ、今回の話をしている中で、自分の「人生の目標」を無理くり決める必要はないと再確認をしました。

それは、相談者の「人生を賭ける目標はまだ見つかっていないけど、いろいろと変化をしてきたと感じられる」という言葉からでした。

そもそも目標を定める大きな目的は、自分自身への「動機付け」だと考えています。
その目標自体を探しながら模索することで常に人生には変化が起きます。
その変化の実感こそが、自然と「動機づけ」になるからです。

今の世の中は変化が激しすぎて、たとえ目標を定めたとしても、その目標が外部要因ですぐに古くなってしまうことが多いです。
逆に、古くなった目標への固執が、自分への「呪い」になり、大切な機会を逃してしまう場面にも遭遇します。

常に目標の見直しは必要でです。
見直しとは、短いスパンでの「取捨選択の実施」と「優先順位組み換え」です。
正しく「アジャイル」の考え方です。

自分に相談されるか方達は、試行錯誤しつつ「人生の目標」を見つけること自体が、「人生の目標」になっている人も多いです。
人生はビジネスとは異なり「結果が全てではない」と思います(ビジネスも「結果が全てではない」と思いますが、それは賛否両論です)。

「結果」という言葉は、いつの時点という時間軸が必要です。
強いて言えば、自分の最期の時に「ああ、いい人生だっだ」と言えることが、最高のよい「結果」かもしれないです。

人生のプロセスを楽しみ、途中途中の結果に一喜一憂して、そんなプロセスを積み重ねることで、大きな充実感につながっていく…。
そんな、ザックリした「人生の目標」でいいのでは…って思います。