日曜日はワーケーションをしながら来週の「はじめての動画活用」セミナー資料を完成させました。
このセミナーは、約1年ぶりに行うので資料が完全に陳腐化していました(動きがはやすぎる…)。

前回の資料では「ショート動画」の情報が少なすぎますし、Windows標準の「Clipchamp」もなかったです…。
結局、1/3ほどのスライドを作り直し、ようやく自分でも満足のいく内容になりました。

そして、地味にとても伝えておくべき内容が動画のSEOへの影響だと思っています。
GA4(GoogleAnalytics4) には、デフォルトでYoutubeの動画計測機能(他にも様々な機能が…)が備わってきています。

実際にこれまでもそうでしたが、YoutubeがWebサイトのSEOにも有用であるという意味になると思います。
今の変化の激しいWebマーケティングにおいて、GA4で「イベント」など新しく計測しやすくなった部分やメジャー指標の「直帰率」がなくなった意味を考えるべきだと思います。
…また、ブログにまとめます。

いろいろと妄想しながら資料作成していましたが、Googleのキーワード検索だけで「SEO」を考えるは既に固定観念にとらわれていると感じます。
GPSによるローカル検索、画像認識による画像SEOなどは視野に入れるべきです。

そして「SEO」に大きな変化を及ぼしそうなのが、急に出てきた会話型AIです。
MicrosoftのBingは検索に言語モデル「GPT-3」をベースにした「ChatGPT」を組み込み、既に使えるようになってます。

「ChatGPT」は、質問の度に回答が微妙に異なっておりそれが人間臭くて好きでした。
しかし、Bingでの「ChatGPT」の回答にはハイパーリンクが埋め込まれており、その信ぴょう性をある程度は確認できるようになっています。

そのためGoogleも言語モデル「LaMDA」をベースにした「Bard」が早々に出してくると思います。
「感情をもった」といわれるAI「Bard」は「ChatGPT」よりも優れているという意見を聴きます。

「ChatGPT」に、「コロナ 5類引き下げ」を聴いてみると「私の情報カットオフは2021年です。最新情報には信頼性の高いニュースソースをご参照ください」と出てきます。
一方「Bard」は、それより最新の情報がソースに入っていると言われています。

情報に到達するための検索リテラシーである「SEO」は、大きな影響を受ける人が多いと思います。
自然言語により検索が普通になって、質問を「検索キーワード」に変換して問い掛ける必要がなくなっていくと感じます。

ただ、IT業界では毎年恒例になっている「時代の大変換期」なのでしょうね。
これまでも「DX」「Web3」などのように、IT業界は毎年のように「時代の大変換期」がやってきています。

「インターネット」の時も「スマホ」の時も、「クラウド」の時もそうでした。
「ChatGPT」を禁止しているところもあるよいうですが、何でもかんでも使うのではなく必要な時に「ChatGPT」をうまく活用して今より仕事のレベルを上げていけば良いと思います。

「時代の大変換期」の飽和状態って感じですが、それをモノともせずに慣れてしまう適応力が大切になるのだと思います。
自分は極端に「変化への適応」が苦手なので、「ChatGPT」に聴いてみました。

「時代の大変換期に対応するには?」との質問したところ、「学習意識」「柔軟な思考」「適応力」「コミュニケーション力」「チームワーク力」などの答えが返ってきました。
「当たり前すぎる回答だね」って感じでしたが、同時にこれが出来ていない自分を反省したりもしました。

そして、今のところの会話型AIは極めて「常識人」の回答をしてくることも感じました。
でも、極めて「常識人」が、イノベーションを起こすのは難しい…っていうのも自分の中ではなんとなく感じるところです。