まさに「失敗のオンパレード」の一日でした。
歯医者の麻酔が残った状態で朝食を取り、口の中をかみました。全く痛くないのに流血です。
研修打ち合わせでは、余裕がないはずなのに大風呂敷を拡げすぎた反省で凹みました。
士業研究会の会場を間違えて栄の街を彷徨い、懇親会では酔っ払って水をぶちまけて周囲に迷惑をかけました。
帰るとメガネのフレームが異様な角度に広がっていて、一体いつぶつけたのかも覚えていません。
他にも問題行動や失言が色々とあった気がします。
そんな失敗続きの日でしたが、士業研究会の25周年研修会では本当に良い話を聞くことができました。
内容の詳細は控えますが、備忘録として自分の感じたことだけメモしておきます。
それは「自分のやっていることに自分として恥ずかしくないか」という問いかけだと感じました。
周りから何を言われるかではなく、「自分に対して誇れるか」が大切だということです。
講師の方のような大きな出来事に接することは今のところありません。
しかし、振り返ると「自分として誇れない」経験や行動、発言はたくさんあることに気づきます。
ちょっとした言い違いから知らずに人を傷つけてしまうこと、軽い気持ちでの行動が相手に迷惑をかけてしまうこと。
認識違いによる問題など、小さな積み重ねが意外と多いものです。
改めて感じたのは、「士業」は判断の連続の仕事だということです。
しかし、士業である前に人間ですから、全て合理的な判断ができるわけではありません。
だからこそ、まずは誇れるように仕事をすること。
そして、たとえ後で「誇れないことをした」と気づいても、それを誰かに伝えることで教訓としての恩返しができればよいと話されていました。
自分や誰かに対して失敗談は良い教訓になります。
改めて、自分にとって誇れることをし、失敗したとしても、それを発信することで自分や誰かの役に立てようと思いました。
25周年懇親会の会場「神楽家」は素敵な建物と雰囲気で、美味しい食事とお酒をいただきました。
失敗の多い一日でしたが、久々に会う方々との時間は本当に楽しく、研修で得た気づきと合わせて、有意義な一日でした。





