今年度の愛工大の「インターネットのビジネス活用」15回が全て終了しました。
最後は「発酵プロモーションズ」の吉田さき子さんにビジネスプランを話して頂き大トリをお願いしました。

吉田さんのビジネスは、吉田さんのバックボーン(人生)が全て反映されているビジネスモデルです。
他の誰にもできない究極に差別化されたビジネスモデルといえます。

そのため、吉田さんのビジネスモデルを学生に理解してもらうには、吉田さんの人生そのものを伝える必要があります。
自分も整理をお手伝いさせていただき、何より本人の「想いのこもった」話がよかったです。

今回の演習課題は、自分で作っていてかなり難易度が高くなりました。
ある意味、自分のコンサル業務で頭を捻るのに近いレベルです。

ちょっと難しいなぁって思いながらも、この授業は正解のある演習は行いません。
学生自身の頭をとこっとん捻るプロセスが大切です。

ただ、難しいと思ったので、各グループを回ってそれぞれ助言や情報提供を行わないといけない…と思っていました。
それは杞憂でした。

各グループと意見交換していると、自分なんかより柔軟な思考で様々なアイデアが出ていました。
「頼もしい」って素直におもい、それは吉田さんもそう言ってくださいました。

実は今回のシラバスはいつもより厳しめに記述を行いました。
「たくさんの学生が気軽に受けれる授業」ではなく「本当にやる気のある学生が覚悟して受ける状業」を目指しました。

結果、例年より10人ほど受講者が減りましたが、逆に例年より熱心な受講者が集まりました。
今年度からグループディスカッション、グループ発表を解禁したこともあり、かなり盛り上がったと思います。

なんとなく15回の授業が終わってしまったのは寂しいです。
三人に起業家を始め、TA、そして学生たちに支えられて、半年ですが楽しい時間を過ごさせて頂きました。