名古屋市新事業支援センターでのマネージャ業務でした。
偶然ですが、最近「自分の辛い体験」を世に伝えて同じ苦しみの人の力になりたい…という相談が続いています。

とても尊い志で自分も心の底から応援をしたいです。ただ自分の体験も思い出してしまいました。
自分も結構激しい「うつ病」で、その後同じ気持ちになり「産業カウンセラー」を取得しました。

仕事の傍らで「心が辛い時ありませんか?」というブログを書き始めました。
ますます、想いは加速してブログを書き、時には自分の体験談を話す機会も出来ました。

ただ、その結果「新たな辛さ」と対面することになりました。
体験談を話すと、同じ境遇の方から具体的な質問がとんできます。辛い状況なのでだから当たり前です。

その質問に応えようとその当時のことを思い出そうとすると、とても辛い気持ちになっていきました。
当時の「心の傷」を再度鋭利な刃物でえぐる感覚で、これはダメだと思いました。

ただ、自分の経験は伝えたかったので、気分が向いたときだけブログに書くようにしました。
それでも、未だにメッセージを頂くので、続けていく意味を感じます。

細々と続けることで、自分の体験や気持ちは無駄にはなりません。
科学的根拠があるわけではなく、純粋に自分の気持ちを文章にしたものです。

「自分の辛い体験」を世に伝えることは、「心の傷をえぐられる辛いもの」になることを体験しました。
しかし、自分が伝えたいと思った時だけに出来る範囲で伝えられたら素晴らしいことです。

余談ですが、5年ぶりに新事業支援センターで「健康診断」を受けました。
5年ぶりなので数値が結構変動しています。いろいろな場所で測定するのでコメントもたくさんもらえます。

「体重が2Kg増えましたね」「お腹周りが1cm大きくなりましたね」「身長が1cm縮みましたね」…。
どっか一か所でいいから「デブりましたね」でまとめてほしいです。