名古屋商工会議所でのIT専門相談でした。
バラエティに富んだ相談が多かったですが、「人生相談っぽい」相談が多かったです。

小規模事業者、個人事業者は、ビジネスと生活が一体化していることが多いです。
そのため、ビジネス相談でスタートして、そのまま人生相談になっていくことは当たり前かもしれません。

「人生相談っぽい」相談をしてくれるのは信頼をしてもらっている証だと思っています。
…なので、当然ですが力も入ります。

その人の「あるべき姿」への質問を繰り返したり、「現状の混乱」を解きほぐす質問をしたります。
自分がヒントを出せるような状況はむしろ少ないかもしれません。

しかし、一緒に懸命に問題に向き合う姿勢を見てもらうだけでも救われることがあります。
自分が「うつ病」だった時がそうだったので、しっかり話を聴くことの大切さは理解していると思います。

「人生相談っぽい」相談は、時にとても重たいことも多いです。
ときどき言われることで「本気の吐露を四六時中受け続けて辛くないですか?」って聞かれることがあります。

それは大丈夫です。「疲れる」か「疲れないか」ときかれれば、多分疲れていると思います。
でも、それは「心地の良い疲れ」だと思います。

むしろ「本気でない相談」の方が疲れます。「包み隠さず本気で向いあってくれている」場合は、「疲れ」もあるかもしれません。
少しだけでも前に進んでもらえると嬉しいです。

水曜日からの研修のため、大阪に前日移動しました。ほぼゼロから作り上げた「システム開発の定量的見える化」研修です。
上手くできるかはどうでもいいので、悔いが無いようにしたいです。