一応、コンサル、打合せといった仕事は本日で年内無事に終了しました。
昨日、本日で5件の次年度の研修のZoom打合せをしました。やっぱり話題は「ChatGPT」の扱いです。

今の流れから「ChatGPT」は外せません。
しかし、打合せをした全てのお客様が、次年度研修に関しては「ChatGPT」の名称を前面に出し過ぎないことで一致しました。
これは、自分の考えと同じです。

「セミナー」であれば、「ChatGPT」の名称を前面に出すことは大賛成です。
なぜなら、「セミナー」は気付きとともに「やってみよう!」と思ってもらえれば成功だからです。

その「やってみよう!」の後に続いて、実現の手助けをするのが「コンサル」や「研修」の役割だと考えています。
自分は「セミナーはトレンド、研修は成果」だと思って企画をしています。

不透明で変化の激しい「ChatGPT」は、成果が求められる研修で前面に出してしまうことはまだ不安です。
今年のOpenAI社の騒動もありましたが「ChatGPT」は一社のサービス名なので、集客ワードとして魅力的でも慎重に考えたいです。

また、企画から実施のスパンでも「セミナー」と「研修」では大きく異なります。
次年度の「研修」の計画は、2024年4月~2025年3月までを指します。2025年3月なんてどうなっているか想像もつきません。

そもそも「ChatGPT等生成AI」はツールです。それを「どう使うか」が大切で、それ自体が「目的」ではないです。
お客さまからの共通的な方針が「受講者の受講目的を想定し、そのために必要であればChatGPT等生成AIを組み込む」でした。

当たり前の方針かもしれませんが、これを打合せで明確化してもらえたのはありがたいです。
年末年始は研修企画&セミナー資料作成に、惑うことなく没頭できそうです。