名古屋市新事業支援センターでのマネージャ業務でした。
最近、よく感じて大切だと思うことに「相手の前向きな可能性を潰さない」ことがあります。

様々な相談がありますが「〇〇には無理だと言われました…」と肩を落としての相談も多いです。
「〇〇」はいろいろな対象物が入り、「家族」「友人」「専門家」「書籍」などが入ります。

何か新しいチャレンジを行う時に不安は付き物で、それは「心配性」である自分もそうです。
しかし、チャレンジを前向きに決めた人たちには、その決定が実現する確率を上げる助言をしたいです。

何故なら「こうすればできる」という言葉は、相手の迷いを払拭して、「力」を出してもらえます。
しかし「無理だ」の言葉は、よほど納得できる理由がなければ、相手の「力」を削ぐだけです。

「無理だ」と言われた人たちが、不安を抱えて相談にみえることはよくあることです。
しかも「専門家」に言われた場合は、より大きな不安となってしまいます。

そして、その「無理だ」の真意や理由が、相手の腹に落ちていなければ不安を煽っただけになります。
説明不足で「力」を削いだ…だけで相談者にとってよいことは何もありません。

自分も実現可能性が極端に低い相談の場合は「無理だ」と伝えます。
しかし、それの理由を伝えても、結果的に分かってもらえないことも多いです。

しかし、伝わるように努力するのが「無理だ」と言う側の責任です。
「無理だ」と言うだけであれば誰でもできますし、その根拠が曖昧な場合は「無理だ」という資格はないと思います。

軽く言う言葉ではないのです。「相手の前向きな可能性を潰さない」ことが支援では大切な視点だと考えます。
可能性を実現する方法を相談者と一緒に考えることが大切だと感じます。