名古屋商工会議所でのIT専門相談でした。
熱心な相談者の方と話していると、不思議と自分も元気が湧いてきて、自分を奮い立たせてくれます。
実は最近、少し自分はネガティブな状態に落ち込んでいました。
このブログでも時々書いていますが、私はネガティブになる時、とことんネガティブになってしまう傾向があります。
そして、その状態になった時の自分は、まるで手が付けられなくなってします。
世の中の不幸を全部自分が背負っているかのような、どうしようもない独り言をつぶやいたりします。
そしてその言葉によって、さらに気持ちが沈んでいくという悪循環に陥ります。
こうした状態は定期的に訪れるものなので、「またか」くらいの軽い気持ちで受け流すこともできるようになってきました。
現在の状況というよりは、将来に向けて何か困難が予想される時に、このネガティブな気持ちから落ち込みの周期に入っていく感じがしています。
ただ、昔、自分に言葉の発する力を教えてくれた方がいます。
その人は「ネガティブな言葉を発すると、言霊で不幸を呼び寄せる」と言われました。
この言葉は、自分が落ち込みそうになった時の予防策として、今でも心に留めています。
今でもついついネガティブな発言をしてしまうことがあります。
そんな時、「あ、しまった」と思いながらも、すぐに「違う、違う」という言葉を発するようにしています。
ネガティブな言葉が不幸を呼び寄せる言霊ならば、それを打ち消す言霊も存在するのだと思います。
私にとっては、ついつい出てしまったマイナスの言葉を打ち消す呪文が「違う、違う」なのです。
この言葉を発することで、つい出てしまった自分の弱音にも気付くことができます。
「違う、違う」という言葉がちゃんと発せられているうちは、どんどんネガティブな思考の渦に飲み込まれていくこともないと感じます。




