新事業支援センターでのマネージャー業務の後、夜は「デザイン経営」について勉強する機会がありました。
自分にとっても新たな気付きが多く、とても勉強になって楽しかったです。

「デザイン経営」は「経営×デザイン」という考え方でした。
これを聞いて、すぐに頭に浮かんだのが「IT経営」という言葉です。IT経営は「経営×IT」であり「似ている」と思いました。

自分は「デザイン」や「IT」がそれぞれ「経営」をより良くするモノであると思っています。
「IT」を経営課題の解決に使うように、「デザイン」をどのように使うのかの視点でも話を聴かせて頂きました。

「課題からスタートし、デザイン思考で考え、実行し、フィードバックする」というPDCAをアジャイルで回すという話がありました。
こう考えれば、やはりデザインは経営に役立つ課題解決の手法として使えるという考えは間違っていないと思いました。

さらに「デザインは想い(考え)を形にし、実現化すること」の話もありました。
このアプローチには、自分も日頃から「図解」を通じて似たようなことを行っているので、とても共感しました。

また「日常の観察から形を作る」ことの大切さも再認識しました。
自分はどちらかというと内的要因から困りごとを考えることが多いですが、日頃の観察で外的を観て形を創ることが自分にも必要だと再認識しました。

また、自分は現状分析を起点とすることが多いので、ブレイクスルーがなかなか起きないのが悩みです。
デザインの考え方で発想すれば、もっと「固定観念」から解き放たれるという可能性も感じました。

今回の話を伺ってデザインと自分が普段行っている課題解決手法には共通点があることが分かりました。
同時に、もっと外的な観察をして、人間がどうあるかという視点から課題解決に取り組む必要性も感じました。