新規研修「生成AIによるビジネスアイデア発想展開法」の二日間研修が始まりました。
これまで手がけてきた「アイデア発想法」をベースに、演習テーマを「ビジネスモデル構築」に変更し、さらに「生成AIの活用」を組み込んだ内容です。
「アイデア発想」×「ビジネスモデル」×「生成AI」という組み合わせは、自分でも欲張りすぎだと思います。
ただ、企画からコンテンツ作成まで3ヶ月間の夜なべ作業を経て、ついにお披露目の日を迎えました。
研修は比較的順調にスタートしましたが、予想通り演習の段階で一山ありました。
演習では、事前に自分のビジネスアイデアを考えてきてもらい、それを二日間かけてアイデア発想の手法を使いながら作り上げていきます。
当然のことながら、各自が持参したビジネスアイデアの練り込み具合はバラバラです。
効果的なアイデア発想を行うためには、発想のテーマを明確にする必要があります。
ビジネスプランの基本は「誰の」「どんな困り事を」「どう解決する商品・サービスか」という3つの要素で整理できます。
しかし、アイデア発想を効果的に進めるには、少なくとも「誰の」「どんな困り事を」の2点が明確になっている必要があります。
この部分が曖昧な状態で「どう解決する商品・サービスか」というテクニック論だけでアイデア発想を試みてもビジネスアイデアは明確になりません。
結果として、研修でありながら個別コンサルティングの要素が強くなっていきました。
この個別対応は予想以上に大変でしたが、同時に予想以上に楽しくもありました。
そして生成AIが各所で活躍をしてくれました。特にプレストでの「呼び水質問」を生成AIに助言してもらうのは有効です。
どちらかというと「アイデア発想」そのものを生成AIに支援してもらうことが多かったです。
しかし「アイデア発想」を行うためのツールとして「呼び水質問」や「改良SCAMPER」を問うのは効果的でした。
2日目は収束から企画書作成になります。
アイデアをKJ法でまとめたり、ビジネスモデルキャンパスに落とし込んでビジネス検証したりです。何が起きるか楽しみです。





