ときどき自分自身で忘れてしまうことがあります。
何のために「IT系の中小企業診断士」になったかということ…ということです。

自分はSEの時、中小企業の情報化が仕事でした。
ちょうど、Windows3.1、WindowsNTがでて、Word、Excel、Access、VisualBasicなどが出始めた頃でした。

中小企業の情報化が担当ですので、提案、見積もり、契約、設計、構築、保守まで基本は1人で行っていました。
これだと、ほっといてもお客さんと深い関係になれます。
喜んでもらえた時は最高に嬉しいものです。

この時に「中小企業支援の情報化って楽しい」って思いました。
お客さんの困りごとを聞いて、どうすれば解決できるかに頭をひねるのは楽しいものです。
そして、実際にプログラムを作って納品し、業務が楽になったと言ってもらえるのが生き甲斐でした。

「中小企業の情報化に役に立ちたい」という気持ちが、「IT系の中小企業診断士」を目指した理由です。

それには、とても満足をしてます。
ただ、コンサルになって昔の頃の楽しさを体験していない…と思うことがあります。
それが、実際にプログラムを作ることです。
いつのまにか、企画やら設計やらといったことばかりになっています。

それはそれで楽しいですのですが、自分はプログラムが作りたい気持ちがあるのだ…と最近思うことがあります。
ブランクがあるのですが、もともとパソコンヲタクの子供だったことを考えると、少しそういう時間をとりたいと思う時がありますね。