組織の活性化の相談を受けていて感じたことです。
それは「目に見えるもの」と「目に見えないもの」のバランスが重要だと感じました。

「目に見えるもの」とは組織活性化の「やり方」です。
「目に見えないもの」とは組織そのものの「あり方」です。

組織活性化の「やり方」は、すること(取組)が「目に見える」ので、わかりやすいです。
分かりやすい分、着手もしやすいし、効果も早く出ることがあります。

しかし「やり方」はテクニック論に陥りやすいのも特徴です。
ただ「やり方」を変えることによって一瞬は元気になった組織が、再び元気をなくす場面に出会うことがあります。

このような状態は、そもそもの組織の「あり方」に問題があるまま、小手先のテクニックに陥った結果だと思います。
「目に見えないもの」すなわち「あり方」とは、組織そのものので「あり方」とは「雰囲気」や「風土」と考えています。

「雰囲気」や「風土」を変えていくには一筋縄ではいかないと思いますね…。
「あり方」に問題がある状態とは「他責」「安全な場がない」「対症療法の恒常化」と自分は考えており、そこから脱却したいところです。

しかし、そこを変えていくには概念論を含んでしまうことが多いです。
「他責」「安全な場がない」「対症療法の恒常化」からの脱却するために、やっぱり「目に見える」やり方が必要になります。

大切なことは「目に見えるもの」と「目に見えないもの」のバランスが大切だと改めて思いました。
このテーマは自分にとってとても大切なテーマですが、本当に難しいテーマです(;^_^A