次々と、いろいろな研修機関からリモートでとの依頼を受けています。
大学からも「流動的ですが、リモートでの講義の検討も…」と依頼がきました。

昨日までは「現状の研修内容をどうリモート研修にしようか」と考えていました。
ただ、もしかすると発想の転換が必要なかもしれないです。

リアルの研修内容をそのままリモート研修にすることは無理があります。
なぜなら「環境(場、機材など)」や「人のつながり(コミュニケーション)など」が異なるからです。

なかなか思いつきませんが、研修でもリモートにはリモートのメリットがないかと思いました。
今のところは「参加がしやすい」しか思いつきませんが(;^_^A

ちょっと腹を括って「リモートでの研修とはなにか?」に発想を転換したいと考えました。

自分の研修はチームで成果物を協力して作るものがほとんどです。
その方が研修効果が高まるからです。

期間の長い研修であれば、Slack、Zoomなどで情報共有しながらリモートで成果物を作り上げる研修にしてもよいと思います。
期間の短い研修であれば、リモートでいろいろな人と意見交換はするけど成果物は自分で作成する研修がよいと思います。

どちらも逆に言えば実務に近い内容になるような気もします。
ミーティング時間をなるべく短くしながら、自分の成果物を作っていくのは、仕事では当たり前だからです。

創り上げたカリキュラムを、いきなり変えるには試行錯誤期間が必要そうです。
ただ、この機会に「発想の転換」をすることは、生き残るために大切だとおもいます。

既存事業の代替ではない「発想の転換」が必要だと痛切に思います。
既存事業はコロナが収まればまた着手できますので、今こそ事業領域の拡大のために「発想の転換」が必要だと思います。