午前中は公的金融機関の専門家派遣、午後は名古屋商工会議所でのIT専門相談でした。

その際に、相談内容そのものとは全く関係ないのですが「仕事をする上での、不安や恐怖にどう向かっているのですか?」って哲学的な質問をされました。
まるで、自分が自分に対してする質問のようだ…と思いました(;^_^A

自分は「不安や恐怖は欲望の裏返し」と考えています。
例えば、自分の場合は「今度、大規模なセミナーをするけど成功するか不安」「自分の打ったコンサルの手が功をそうすか不安」といった状況があります。

言い換えれば「大規模なセミナーを成功させたい」「自分の打ったコンサルの手で業績をよくしたい」という欲望があります。
その欲望を実現できるかどうかの心配から不安や恐怖を感じると思っています。

不安や恐怖に対する行動は二通りあり、一つは「回避」、もう一つは「突入」です。

「回避」は、その名の通り自分の欲望の実現から回避(逃げてしまう)することです。
「回避」が必要な時ももちろんあります。

ただ「回避」は、現実を変えないので不安や恐怖という状況は残ることになります。

そこで、もう一つの「突入」という行動があります。
これは、不安や恐怖から逃げずに突入する、つまり「やってみる」ということです。

「突入」は現実を何らかの形で変えるので、不安や恐怖という状況も何らかの形で変わります。
よい方に変わるか、悪い方に変わるかわかりませんが、自分の力でやってみたということで、次のステップに移れると思います。

できるものなら「回避」より「突入」を選択したいものです。

また「不安と恐怖の違い」って何?」とも問い掛けられました。
「恐怖」とは対象が明確なもので、「不安」とは対象が漠然としたものだと考えています。

自分の場合は、あまり「恐怖」は感じず、「不安」ばかりを感じています。
…ということは、対象がいつも漠然としているということですね。

ブログを読んでくれている人が相談に見えると、哲学的な質問を頂くことが多いです。
未熟な自分は、問い掛けられるとループをよくしてしまい、申し訳ないです<(_ _)>

お昼ご飯は、名古屋商工会議所の地下2階でガッツリのお弁当です。
とても、お腹がすきます。