午前中は、個人コンサル(ビジネスカウンセリング)でした。
前日の夜に相談のメールを頂き、そこから「どのようにお伝えしょうか」を考えていました。

物事へのアプローチには2種類があると思います。
一つは「ゴールを決めてからそこに行き着く手段を決めていく方法」で、もう一つは「いろいろと試してゴールを明確にして行く方法」です。

ロジカルシンキングの論理展開でいうと前者が結論から論拠を導き出す「演繹法」に近く、後者が事象から結論を導き出す「帰納法」に近いと思います。

ビジネスにおいては、「ゴールを決めてからそこに行き着く手段を決めていく方法」が主流かと思います。
「いろいろと試してゴールを明確にして行く方法」は時間がかかり、場合によっては目的・目標と違う方向に行ってしまうこともあるので要注意です。

自分も「ゴールを決めてからそこに行き着く手段を決めていく方法」に慣れています。
「ゴール」が決まっていないと不安になってしまうのは、仕事をする上での「癖」のようなものかもしれません。

しかし、世の中の課題においてゴールが明確なものは、それほど多くはないと感じます。
特に今の先が不透明な時代はそう感じます。
「いろいろと試してゴールを明確にして行く方法」は今の時代は特に、選択肢に入れておくとよいと感じます。

最近、よく書いていますが「DX」の進める過程(ビジネスモデルの試行錯誤やクラウドツールの選定など)においては、「いろいろと試してゴールを明確にして行く方法」が合っているような気がします。

戻ってきてからは溜まりに溜まっている事務処理を行っていました。

本当に事務処理は苦手だぁ…。
ちゃんと事務処理&チェックができる人(正確な仕事ができる人)を心の底から尊敬します。

「ひじき」をつまみに缶ビールです。
幸せ。