コンサルタントとしての悪い癖だと思います。

まず「あるべき姿」を提示しようとしてしまいます。
それ自体は悪いことではないのですが、その時点での「あるべき姿」はクライアントの実情が十分入っていないと反省することがあります。
それは、自分としての 「あるべき姿」を口に出してしまうことがあるのです。

本来は 相手の「あるべき姿」を口に出すのであれば、相手の実情(現状の課題)を明確にしないと口に出せないはずです。

しかし、一般論(理想論)としての 「あるべき姿」を口に出してしまい、慌てて訂正する狼狽ぶりです。

一般論(理想論)としての 「あるべき姿」は相手からすれば、「それはわかるけど…」となります。
相手からすれば実現方法の見えない机上の空論なのです。

口に出してすぐに気づけるのがまだ救いですが、口に出す前に気づけるとよいなぁって思います。
「あるべき姿」 は理想論ではなく、まずはできる最善を考えていきたいものです。