名古屋市新事業支援センターで相談対応した後、夜は中小企業診断士の勉強会である「施策研究会」に参加しました。
今回の研究会はいつもと少し趣向が異なり、「選ばれる診断士とは」というテーマでのディスカッションでした。

診断士としてビジネスを展開していく上で、仕事を得るためには相手から選ばれる必要があります。
その選ばれるための要素は、それぞれ異なると思います。それらについて議論し、理解を深める機会です。

まずは診断士を選ぶ立場の方々からの意見をお聞きした後、それぞれの考えや自分自身の見解をグループで共有しました。
その中で「専門性」と「人間性」が重要ではないかという意見が多かったです。

「専門性」については、明確な専門分野があれば「この人に依頼しよう」となりやすいです。
「〇〇と言えば△△がある」という△△の部分を作り出し、それを尖らせていく必要があるのではないかと思いました。

もう一つの「人間性」は、例えそれが良いと言ってもらえても、どう腹に落してよいかわからないです。
なぜなら、「人間性」は自分で判断するものではなく、周囲から感じられるものだからです。

選ばれるためには、人に伝えていく必要がありますが、「人間性」はみんなに伝える必要はないです。
それに関係性構築では、それぞれの相手との「相性」も大切です。

選ばれるためにとにかく人脈を広げるよりも、自分にとって大切な人脈を広げていくことが重要だと改めて感じました。
「人間性」という曖昧な選ばれる理由だからこそ、大切な人になんとなく伝わったら嬉しいです。