中産連の診断士養成課程の情報化(第2講)でした。
土曜日なので1日の研修になります。

順調に遅れて1時間40分の遅れでスタートした研修も、30分遅れまで取り戻しました。
自分をちょっと褒めてあげたいです。

一日中、自分にルールを課して講義を行いました。
そのルールとは「話が脱線しそうになったら、自分の手の甲をつねる」というモノです。

その結果、いつもより話の脱線が圧倒的に減り、一気に遅れを取り戻しました。
ルールはシンプルイズベストが効果的です。

それに、ほとんどが「業務フローマラソン」と呼ばれる演習の日でした。
なので、自分というより、受講生のみんなが頑張ってリカバリーしてくれたって感じです。

ただ、話の脱線こそが自分の持ち味のようで、ゼロにはできませんでした。
特に「DX」で、自分の体験談の脱線が結構発生しましたが、それは喜んでもらえたようです。

いつも「研修」を行うときに惑うところです。
「研修」「講義」にはカリキュラム、シラバスがあり、それは事前の約束なので逸脱はできません。
一方「セミナー」もカキュラムも一応ありますが、絶対に遵守する必要はないと思っています。

言い換えれば「研修」は計画に対して抜け漏れがあってはいけないもの、「セミナー」は忘れない印象を一つでも残せればよいと考えています。
守りの「研修」と攻めの「セミナー」という感じです。

診断士養成課程は診断士国家試験の二次試験と同等の位置付けであり、やはり抜け漏れがあってはいけないです。
そんなわけで、内容や時間にプレッシャーを感じながら進行している感じです。

ただ、受講している方達の話を聞くと独立を目指している方も多いようで「実務家診断士として役に立つ知識」を最も求めているようです。
「受講者のニーズ」と「養成課程という役割」の間に惑いながら、伝えるべき優先順位を考えて伝えていきたいです。

例によって質問が多く、受講生のみんなとたくさんの話ができて充実した1日だと評価したいです。
そんなわけで、1日終わってヘロヘロですが、酒が美味いです。