仙台への「人に教える技術」研修の配信の2日目が終わって、無事に完了です。
今回は変則的で1日目は9/15で、2日目が1週間空いて今回の9/22になりました。

1週間があくパターンはパターンは初めてでしたので、どうなるのかと期待と不安でした。
しかし結果的には、とっても良かったです。

1週間前に受講された方が、早速学んだことを業務で使ってくださったそうです。
そこでの効果を今回発表してくださいましたので、他の受講生の皆さんも「やってみよう!」と、思っていただけたと思います。

熱心な(問題意識を持った)であり、他の人の意見を尊重できて、深く思考できる受講者のみなさんが参加してくださったことで予想をこえる好循環が起きました。
受講生、運営、講師が一体感で作る研修が、想像を超えてきた時は純粋に感動するものです。

「人に教える技術」研修で伝えたい内容は、まさしく「自分体験記」です。
自分のブログに書いているような、失敗談を中心に生々しい内容も結構な感じで入ってきます。
そもそも、自分は人を教えるのが苦手なので、その克服のための試行錯誤は詰まっている感じです。

この研修内容は日々コンサルで行なっている「伝え方」と一致する部分も多いです。
結果的に自分の体験・思想のオンパレードになっているという次第です。

自分の伝えたいことにより過ぎて大丈夫だろうか…と思ってしまうこともありますが、少なくとも自分の体験なので、自分しか話せない内容であることは間違い無いです。

最近は、書籍レベルの情報がネットに氾濫しているので、書籍にあるような内容を伝える研修は価値がなくなってきて感じます。

研修は書籍やYoutubeでは理解できない超専門的な内容か、講師の体験・思想からその講師しか表現できないレアな内容しか残れない気がしてます。
自分としては、自分の体験・思想から、共感を得て納得してもらい自分で動いて貰えるようになると嬉しいです。

「リモートワークにおけるリーダーの役割」の部分も、その後のディスカッションを聴いていると、手応えを感じました。
切り出して、単体のセミナーにしてもよいと思いました。

テーチィングとコーティング・カウンセリングが両輪となり、自分の体験・思想が中心の「人に教える技術」も、2012年に初めて実施してちょうど10年です。
2012年のテキストを見るととてもチープな感じでしたが、それでも珍しかったのか受講者が喜んでもらえたのを覚えています。

そして年間5回程度の開催を10年かけて、50回ほどの試行錯誤を繰り返してようやく「現状」での完成形に近づいてきた気がします。
その完成形は、あくまでも「現状」で、すぐ陳腐化しますのでブラッシュアップを継続したいです。