名古屋商工会議所のエキスパート派遣でのSNS活用支援でした。
最近のSNSの相談ではツールの使い方の話は相変わらず多いですが、それ以上にビジネスモデルの掘り下げが増えてきています。

自社・自店の「選ばれる理由」を、事業者の方と見つめなおす時間になっています。
この「選ばれる理由」は本人は意外と気付かないものです。なぜなら「当たり前」になっているからです。

ただ「選ばれる理由」が分からない状態でSNSを行うものひとつです。
その試行錯誤から、だんだんと「選ばれる理由」がみえてきたり、創られたりすることも多いからです。

SNS活用は「だれかの模倣」から「自分らしい表現」に変わってきていると感じます。
そこには答えなんかなく、一人一人が「自分らしい表現」で、「自分らしい付き合い方」を見つけることが大切だと思います。

SNSは「リアルの世界の写し鏡」だといつも感じます。
リアルの世界に、万人に共通する教科書(解答)がないのと同じです。

「自分ではない誰かの成功体験」や「ネットに氾濫する昔のSNSの常識」に引きずられて、苦しむ必要はないです。
SNSやSEOの機能やアルゴリズムは、各SNSプラットフォーマーやGoogleの狙いのもと刻々と変化しています。

自分ではどうにならない各SNSプラットフォーマーやGoogleの狙いを探るのは時間がかなりかかります。
ならばビジネスモデルを再検討し、自分では見つけにくい「選ばれる理由」を模索する方が大切です。

その際に、ChatGPTは「選ばれる理由」を引き出すカウンセリングをしてくれたり、仮想的な意見交換で顧客目線での「選ばれる理由」案を見せてくれたりできます。
ChatGPTは答えを「検索」するものではなく、自分と「共創」するパートナーと感じています。

そしてSNSのビジネス活用の視点では、費用対効果を経営計画と照らし合わせて検証することも忘れない様にしたいです。
SNSにかける工数と自分の立てた目標の進捗が見合っているかを、定期的に見直さないとSNSに「時間泥棒」されてしまいます。

エキスパート派遣後にコロナ以降3年ぶりに大阪に出張の前日移動をしました。
そして3年ぶりに、自分の好きなラーメン屋さんで「あつもりつけ麺」を食べれました。とても幸せです。