中部産業連盟の診断士養成課程(第二講)の最終日でした。
6月に流通業の情報化、8月に製造業の情報化を担当し、無事に終わることが出来ました。

今年も優秀な受講者と良い雰囲気で楽し時間を過ごせせてもらいました。
毎年、この後に講師を担当するN氏に「今年の受講者はどうです?」とよくきかれます。

…なので「今年は優秀ですよ」と答えると、「毎年、同じことを言ってますね」とツッコミが入ります。
だって「毎年そう思う」のだから仕方がないです。

講義は受講者にとって大変なスケジュールのはずですが、受講者が楽しそうに取り組んでくれれいることが伝わってきます。
相手が喜べば、自分が嬉しい…というシンプルな構図のもと、あっという間に講座が終わってしまいました。

例によって最後は、恒例になっている「経済性と社会性」の話をさせて頂きました。
自分自身も常に意識している話です。

ビジネスをしていて自分だけの経済性を追いかけると敵だらけになります。
しかし、みんなで幸せになれる社会性に意識を向ければ仲間ができるという話です。

診断士はコンサルタントなのが一社の儲けはもちろん大切ですが、国家試験なので地域としての活性にも意識を広げる役割があると思います。
支援するビジネスは「社会的に求められるビジネスか?」「社会的に意味のあるビジネスか?」の視点が大切だと思っています。

「今だけよければ」「自分さえよければ」「お金さえあれば」は本質を見失い、周囲は敵だらけとなってしまう可能性があります。
逆に、自分が幸せになるためであっても、周囲の幸せも一緒に考えれれば、周囲には仲間がたくさんできると感じます。

そんなことを偉そうにほざいて、自分はそれが出来ているか?と振り返ると、恥ずかしい気持ちもあります。
ただ「出来ている」「出来ていない」はおいといて、少なくともその考えに価値を持ち続けたいですし、やはり実践したいです。