名古屋市新事支援センターでマネージャ業務でした。
相談の中で、最近よく「時間管理マトリクス」の話になります。

「時間管理マトリクス」とはタスクを「緊急度」×「重要度」で作られる4つの領域に分類し、効果的な時間の使い方を考えるためのツールです。
「時間の有効活用」は受注が増えてくると、次に必ず来る課題です。

「義務活動」は「緊急」で「重要」な領域で、使っても自分に返らない経費の時間
「投資活動」は「緊急」ではないが「重要」な領域で、使ったら自分に返ってくる投資の時間

「対処活動」は「緊急」だが「重要」でない領域で、使っても意味がない無断な時間
「過剰活動」は「緊急」でもなく「重要」でもない領域で、使うと悪影響すらある堕落の時間

「義務活動」は、重要な仕事が片付いていき、仕事はパッと見では「有益な時間」に感じます。
しかし、時間的に工夫の余地がなく、年中バタバタしていることになります。正しく「宿澤領域」です。

「投資活動」は、緊急ではないので、つい後回しなってしまいます。
例えば「仕組化・標準化」「作業の自動化」「ノウハウ整理」「SNSでの自分発信」「仲間との関係つくり」「自分・メンバーの成長」「体力の回復」などが考えられます。

「時間管理マトリクス」では、「投資活動」を増やすことで「義務活動」を減らすことができると考えます。
ちなみに「対処活動」は「極力減らす」、「過剰活動」は「極力無くす」ようにします。

日常が忙しくなるとますます「投資活動」よりも「義務活動」に目がいってしまいます。
自分自身が楽になるためにも「投資活動」に着目したいです。まずは「投資活動」を思いつたらメモを取っていくとよいと思います。