今年度もあと僅かになってきました。
自分の仕事は「年」より「年度」が基本であり、「新しく始まる」という感覚が一番強くなるのがこの時期です。

毎年のことなのですが、4月からの新しい年度も「未経験の仕事」がいろいろと始まります。
そしてこれも毎年感じますが、年々自分のスキルでできるのか…という「難しいこと」が増えてきています。

若いことは「年齢を重ねれば経験値でなんとかなる」と思っていましたが、とんでもない勘違いでした。
「年齢を重ねれば与えられる課題も難しくなる」が本当のところだと思います。

自分のダメなところは「難しいこと」が起きると、どうも立ち止まったり、気持ちが逃げたくなったりします。
ちなみに自分にとっての「難しいこと」は、「先の見えないこと」「初めてやること」「たくさんの人を巻き込むこと」「相手に苦言を呈すること」「自分の能力以上のこと」等です。

そういう諸々を「先送り」にしてしまうのが自分の悪いところです。
気持ちとして「先送り」というは、「先送り」の理由を自分で見つけて、自分で納得してしまうことです。

気持ちが弱っているときは、とくに「先送り」にしてしまう傾向があります。
この新年度が始まるこの時期は「難しいこと」が連続でおこるので、気持ちが弱っていたのかもしれません。いくつかの案件を「先送り」にしていました。

すると、決まってそういう案件は「難しい」レベルが上がり、もっと「難しく」なっていきます。
気持ちに負けて「先送り」にするとロクなことがないと、再認識です(何度目なんだ…)

逆に、気持ちに勝って「先送り」を回避すれば、多くの場合「難しいこと」が誰かの助けや、状況の変化も得られてうまくいくことが多いです。
実は、「先送り」にしたことでの反省、「先送り」を回避して「難しいこと」がうまくいった満足…が同時にくるという浮き沈みの激しい日でした。

一日で「反省」と「満足」が波のように来ると、脳みそが活性化される感じがします。
脳みそを活性化させて、「立ち止まらず」「逃げず」「先送りせず」で、次年度を迎えたいと思います。