名古屋商工会議所でのIT専門相談でした。
相変わらず生成AIに関する相談が多いですが、地味に増えているのが「ショート動画のストーリーを生成AIで作りたい」です。
ショート動画のストーリーには、ある程度の型があります。最初に結論を持ってくる手法は、今は主流です。
他にも、効果的なストーリー作りにはいくつかの入れるべきポイントがありそうです。
例えば「冒頭での問題発生と解決を示唆する言葉」「途中での『えっ』と思わせるポイント」「当たり前に話が展開しない工夫」などです。
考えすぎず、目の前にターゲットとなるたった1人の人を思い浮かべれるとよさそうです。
その人が「へぇ」と思ってくれるか、最後にすっきりした顔になってくれるかを妄想しながらストーリーを考えます。
具体的な人物像を設定することで、より刺さるコンテンツが生まれます。
これらを生成AIで再現させようとするとき、またポイントがあります。
生成AIで100%を作るのは当然無理で、私の感覚では、生成AIでできるのはおそらく70%程度のものだと思います。
ただし、ゼロから作るよりも70%程度のものができれば、かなり楽にコンテンツを創り上げることができます。
楽であるという以上で最後のひと手間が自分らしいコンテンツにしてくれます。
自分らしさを加えるためには、これまで作ったコンテンツをAIに食わして生成するのが有効です。
例えば、NotebookLMに自分のコンテンツ入れて、それを踏まえて生成すると、かなり自分に近づくことを実感しています。
さらに「問題発生を示唆する言葉を最初に入れて」「ペルソナに刺さるストーリーにして」などもプロンプトに入れ込むといい感じになることが多いです。
普段の自分の思考プロセスをそのままプロンプトに落とし込むことで、自分に近い形での生成に繋がっていきます。
人に対して質問するつもりでプロンプトを作ると、より問いかけになると日々実感しています。





